マシニングの工程進捗管理
ガントチャート生産管理製造業テーマ
マシニングの工程進捗管理
業種
半導体材料加工
課題
マシニング設備の作業指示と進捗が、管理部門と製造部門の間で紙ベースで行われていて、日々変化するスケジュールと進捗状況の部門間の連携が取り難く、指示と作業の食い違い等が発生するなどの課題がありました。
対策
受注LOT別の工程管理をシステム化し、マシニング工程のガントチャート化を行い、マシニング機械毎のスケジュールをビジュアルに可視化し、製造現場からマシニングスケジュールの閲覧と加工実績の入力を可能としました。また、加工指示書のシステム化により、仕様や精度の指示もデジタル化されました。
効果
・管理部が作成したスケジュールを、製造現場でガント表示させる事で、製造部の担当者がマシニング別の作業工程をカレンダースケールで目視でき事で、口頭の指示が不要となり管理時間が削減されました。
・マシンニングの作業実績を製造部門が入力する事で進捗管理が共有化され、作業日報による実績報告が不要となりました。
・加工指示書のシステム化により指示者から作業者への仕様や精度の伝達が正確になり、品質向上につながりました。